「掻かないという強い意志がないのなら脱ステロイドなんかやらない方が良い」と母親に言われた事を思い出す。自分に欠落しているのは強い意志ではないのか。依存的な性格が問題なのかもしれない。「掻いて良い」とは誰も言っていない。間違いなく「掻かなければ治る」のである。
母親は触るな、痒ければ叩けという。
しかし、残念ながら掻くのは運命のように避ける事が出来ない。掻き出すと止まらない。「ひとしきり」掻く事で痒みは一応収まる。その代償として「ラクセツ」と地獄のような「痛み」が残される。その地獄の苦しみが終わった頃にまた、激しい痒みが訪れる。この連鎖から如何に脱出するのか。
今言える事は、仕事でも良い。走る事でも良い。何かに向かっていく事だ。そこに少しでも良くなっていく道と今は考える。仕事をやっている時に調子が良い訳ではない。しかし、連休でグタグタと寝ているよりは調子は良いようだ。何もしないよりは何かをしている時のほうがマシという事である。
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