オープンソースを語る者は嫌われる

 オープンソースの父はUNIXで母はインターネットだ。
 ソフトウェアの世界では誰もが無視出来ない存在となっているが、まだまだ誰もがマイクロソフトのWindowsの呪縛から逃れられない状況だ。「ソフトウェアに価格がある」と信じている。それを売買する仕組みは今日では資本主義世界の基本となっているからだ。それが無くなった世界を資本主義の世界と言えるだろうか。
 こうした考えかたの根本には「ソフトウェアへの独占欲」が存在している。それは「金への独占欲」に継っている。
 オープンソースを語る事は現実世界の否定に継っている。
 タイタニックが沈没する時に多くの人々はこんなに大きな立派な船が沈むはずがないと言い合って究明ボートに移ろうとしなかった。マイクロソフトはタイタニックだ。或は資本主義世界そのものがタイタニックと言えるかもしれない。
 崩壊は何処から始まるのだろうか。しかし、間違いなく何処かで起こるのは間違いない。修復は繰り返されるが、修復出来ない動きが出てくる。

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