人生は選択の連続である。今、貴方が苦しんでいるとしたら、、、苦しみ続ける自分という存在を選択している自分がいるという事かもしれない。しかし、どんな状況に立たされたとしても人は真直ぐに生きる事が出来ると言う事を知る必要があるかもしれない。
自分の信頼していた人に裏切られた。パートナーの不倫に苦しめられた。しかし、その状況でずっと自分が苦しんでいたとしたら何処か自分は間違っていないのか?考えてみなければならない事があるかもしれない。自分は苦しみ続ける自分を選択していないか?
そこにはある意味病的な許せない相手に対する憎しみと執着が存在しているかもしれない。
悪いことをすれば、いつか裁かれる。しかし裁くのはあなたではない。あなたは自分の幸せだけを選択していくべきなのだ。
誰かを許せない、そんなときにこそ思い出したいこと。「相手を裁くのは自分ではない」自分にとって必要な事は、自分の幸せを選択する勇気を持つことだけだ。
こうした言葉は苦しんでいる当人からは単なる理屈のように聞こえるかもしれない。
この本に書かかれてあるナチスによるユダヤ人大虐殺から生き延びたエリザベートという女性の言葉。家族全員が収容所で殺された中、唯一生き残った彼女の言葉。
■■■あの人たちがしたことを許したわけではありません。
許しは私の手にではなく、神の御手にあって、
私はその神を信じようとしたのです。
あの人たちの運命を決めるのは私の立場ではありませんでした。■■■
結局、私が全てを知っているのでもないし、私が全てを決められるわけでもない。
最後は信仰なのかもしれない。
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