芸術は時に宗教のように深い(2)

川の流れのように

1988(S.63)年、美空ひばりさん最後のヒット曲。
作詞
   秋元 康

(1) 知らず知らず 歩いてきた 細く長い この道
  振り返れば 遥か遠く 故郷(フルサト)が見える
  でこぼこ道や 曲がりくねった道
  地図さえない それもまた人生
  
  ああ 川の流れのように ゆるやかに
  いくつも 時代は過ぎて
  ああ 川の流れのように とめどなく
  空が黄昏(タソガレ)に 染まるだけ

(2) 生きることは 旅すること 終わりのない この道
  愛する人 そばに連れて 夢 探しながら
  雨に降られて ぬかるんだ道でも
  いつかは また 晴れる日が来るから
  
  ああ 川の流れのように おだやかに
  この身を まかせていたい
  ああ 川の流れのように 移りゆく
  季節 雪どけを待ちながら

  ああ 川の流れのように おだやかに
  この身を まかせていたい
  ああ 川の流れのように いつまでも
  青いせせらぎを 聞きながら

昭和という時代と共にその人生を終えた美空ひばり…その最後の歌
自分もあるいは昭和という時代と共にその人生を終えていたかもしれない。
しかし、自分はまだ生きている。
その意味を極めなければならない。

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