2006-10-21 21:25:05「静岡の権現荘で」という記事を書いた。
30年以上も前の大学時代の頃に戻った夢だ。留年時の下宿での設定。これから、どうするか?という途方にくれる夢。机の位置をどうしようか?と悩んでいる。何故か息子の紀彰の机というイメージが出て来る。当時と同じような下宿の中の音と声。隣の部屋で新聞をめくる音が聞こえる。窓がある。山が見える。隣の部屋の住人が外に置いた椅子が見える。静岡で一体どうするのか?と考える。扉を開けた時に出会う見知らぬ人々。自分と同じような年取った人もいると思った。不安と恐怖。
「心的外傷」という言葉が頭に浮かぶ。
外科的な外傷の概念を精神の領域に比喩的に転用したもの。この概念は,1895年S.フロイトがブロイアーJoseph Breuerとともに,ヒステリーは心的外傷により生起すると述べたのに始まる。すなわち,きわめて不快で強烈な体験(心的外傷)は当人の精神的な安定をおびやかす容認しがたいものであるので,それは意識の世界から無意識の世界へと抑圧という機制により移しかえられる。
コメント