突然の死
君は逝ってしまった
死ぬ予定なんかなかったのに
どのように受け入れたら良いのか
それはきっと
君も同じなんだろう
28歳なんて
僕が今の仕事を始めた歳じゃないか
最後に一緒にやった仕事
データ復元の
最後の確認をやって欲しかったな
みんなが言っていた。
「やさしい人だった」と
君の極真会の空手の胴衣を見て
「その理由が判った」と
言っていた
全ては神の御心
でも
これは誰かに伝えなきゃと思った
そして会社を退社してから
電話をしてないあの人に
連絡したんだ
驚いていたよ
君にお世話になったんだって
だから
明日の告別式には出席して
と頼んだんだ
きっとダメと思うと言っていたけど
でも伝えた事で
少し気持ちが何故か
少しだけ楽になったよ
誰でもみんな
何時かはあの世へ行くんだ
その時に再会出来るんだ
きっと
その時まで
じゃあね
目次
コメント