モクタールからの脱却 それから10年後

モクタールには確かに強い殺菌力が存在する。それによって掻き毟った後に塗る事で感染症になる事を防ぐ事が出来るようである。去年の神田クリニックでのゲンタシン軟膏からの一年はそんな一年だったような気がする。
しかし、モクタールには一方で皮膚組織を破壊するような気がする。塗った皮膚組織は結局全てラクセツになるような感じである。従って凄まじいラクセツの量となるのである。掻く事がどうしても止まらない時にはこれはこれで仕方のない事だが、これでは直ったとはとても言えない。
脱ステロイド2年目から感染症で苦しんでいる。感染元は足で当初は靴さえ履けなかった。これが3年目に入って何が変わって来たのか?
足先、手先が良くならない。そんな掻くわけでもないのに。しかし、痒いは痒いで掻いてしまうのはいいのだが、モクタールはそんなに塗っていないので今回のゴールデンウィークに感染症になってしまったのだろうか?
確かに症状はどんどん変わっている。
とにかく39度の熱が出て処方されたのがシプキサノン200を朝、昼、晩に一錠ずつである。
すると、どうだろう。熱が下がって、足も良くなってきたのは勿論であるが、手の平や甲に出来ていた湿疹もだいぶ快方に向かったような気がした。つけ薬も非ステロイド系の抗生物質の軟膏を新しく使ってみた。しかし、これは自分の勝手な判断なので医者の判断を仰ぐ必要がありそうである。


今日は2017年9月11日なので、この記事は何と2007年5月8日が最終更新日の記事で10年も前の事だ。ここで「脱ステロイド」を藤沢皮膚科で指導してもらいモクタールを処方されていた時の事だ。

今から考えてみると「脱ステロイド」という方向性は正しかったものの、もしも当時の自分に言う事があるとしたら漢方処方への切り替えと塗り薬ではハチミツとオリーブ油を使い、モクタールやゲンタシンは使わないようにと指示すると思う。「貴方はモクタールやゲンタシン軟膏を食べれますか?」と何より聞きたい。

体中に大量のステロイド軟膏を塗るよりはモクタールの方が良いかもしれないが「脱軟膏」という言葉があるようにそれを塗る事による体の負担という事を冷静に考えた方が良いのだ。

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