「たった5分で自分を変える方法」上大岡トメ
この本の最初に「だらだら地獄を、抜け出すには?」で紹介されているポーズがある。これを見て私の頭に浮かんだのは北斗の拳でケンシロウに敗れたラオウの最後のポーズである。勿論、彼の上へ突き出した左の拳からは天まで届くようなオーラが発せられる。
結局この本で書かれてある事というのは、このポーズに全て集約されているように思った。我々日本人の精神状況は敗北的状況であるが、それでも生き抜かねばならない、やらねばならない全てがこの本だと思ったからだ。
内容を書き出してみる。
<身の回りから、変えてみる!>
01脱いだ靴は、そろえる
02処分したい新聞、雑誌、は中身を見ずにさっと束ねる
03冷蔵庫を片付ける
04光るものを磨く
05水の流れる場所をキレイにする
06今日出したものは、今日中にしまう○
*06と04がポイントかと思った。これは重要な行動原理である。
<頭の中から、変えてみる!>
07忙しい時は、「やらなきゃいけないこと」をすべて書き出す
08ダジャレ、なぞなぞを考える
09メモ帳を持ち歩く
10テレビのスイッチを切る
11人と比べない(ナンバーワンよりはオンリーワン)
12自分の気持ちを、紙に書き出す(紙に書く事で、客観的になれる)
13急いでいる時こそ、字を丁寧に書く(ちょっとの時間でも集中すると落ち着く)
14食べたものを、書きとめておく
15口癖を変えてみる(「全てはうまくいっている」を口癖に)
16迷った時は、勇気がいるほうを選ぶ
17一人、お店でごはんを食べる(時には孤独を楽しもう)
18「疲れた」と思ったら、とにかく眠る
*ここで書かれいることは既に自分もやっていると思った。
*学ぶべきは08か?
<気持ちから、変えてみる!>
19難しい仕事は、カンタンな仕事をひとつ終えてからすぐにとりかかる。
20花を生ける
21おひさまとともに起きる
22金魚なり、植物なり、身近に生き物を飼ってみる
23いつも車や電車で通り過ぎてしまう道を、歩いてみる
24夜空を見上げる
25いつもより2センチ高いヒールの靴をはく
26タオル、シーツを変えてみる
27自分のまわりの「ニオイ」を変えてみる
28一日10回、「ありがとう」と言う
29満月にうさぎを探す
30「遅い」「今更」「どうせ」は禁句にする
31絵を好きに描いてみる
32ブルーな時は、歌を口ずさむ
33ラッキーな事を、数える
*ここは重要だ。
<カラダから、外見から、変えてみる!>
34鏡の前で5分間笑う
35姿勢をよくする(姿勢がいいと、目標が見えてくる)
36キレイな水を、一日2リットル飲む
37ファーストフードは卒業する(旬の食物から元気をもらおう)
38仕事の合間にのびをする(ストレッチ)
39お菓子を食べない一日を作る(自分の御褒美の反対)
40全身を鏡に映す
41アイメイクはちゃんとする(めがねの問題?)
42食べる時に、30回かむ(味わいながら、食物に感謝しよう)
43髪の分け目を変えてみる
44「ラジオ体操」をする
<コミュニケーションから、変えてみる!>
45「スイマセン」で片付けない(具体的な表現で気持ちを伝えよう)
46電話口に相手が出たら、「今、大丈夫?」と必ず聞く
47いいところを見つけて、ほめる
48聞き上手になる(話を聞く事は相手も自分も元気になる)
49さりげなくインパクトのある自己紹介をする
50気乗りしないお誘いは、その場で断る
51波風たてずに、ウソをつく
52すぐ友達を呼べる家にする
53自分からあいさつする(言った自分が一番気持ちいい)
54レジの人に「お願いします」という(サービスを当り前のように受けない)
55知ったかぶりをしない
56メールは短く
57嬉しいこと、感動した気持ちはどんどんまわりの人に伝える
58自分の気持ちを、コトバで伝える努力をする
59お礼は優先第一位にする(お礼はタイミングが命)
60約束の5分前に行く
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