パンゲアという言葉を聞いた事があるだろうか。NHKで放送されていた番組「生命40億年の歴史」の中で私がたまたま見ていた2億5000万年前の出来事である。
現在の地球には5つの大陸が存在するが当時にはパンゲアと今日、地球物理学者が呼ぶ一つの大陸しか存在しなかった。
大地にも海にも生命が満ち溢れ、大気の酸素の濃度は30パーセントにも達していたらしい。今日、資源として利用されている石炭や石油はこの時代の生命エネルギーが封印されたものらしい。しかし、ある事件が発生して大気の酸素の濃度は10パーセント程度になってしまう。何しろ当時地球上に存在していた95パーセント以上の生命が絶滅してしまうからだ。どうもそれは火による洗礼によるものらしい。そして何故か、現存する地球上のこの時代の地層からは大量のバナジウムが検出されるらしい。
「火の7日間」これは宮崎駿原作のアニメ「風の谷のナウシカ」に出て来る地球上のあらゆるところが火で覆われ人々は星にまで逃げなければならなかった伝説の事件である。「巨神兵」という人間が創り出した最終的な生命兵器によってあらゆるところに火とその毒素がまき散らされた。それがもしもバナジウムだったらどうであろうか?説明不可能なバナジウムの存在の説明は容易である。
現在の科学では人類が2億5000万年前に存在したという説はない。しかし、ある宗教的な直観がその事実を肯定するのだ。この世界は神によって創造された。そして、神は創造されたものを破壊するような事は決してなさらない。破滅と滅亡は常に人間の罪と過ちとによってもたらされる。つまり、2億5000万年前の大絶滅には、その罪の匂いがするのである。
化石でしか出て来ないが、地球のいたるところに存在した「オーム」はその歴史の全てを知っていたに違いない。しかし、この「オーム」でさえ大量絶滅していたようなのだ。科学者達の説明によると一つとなった大陸の火山活動が原因であるとする説が有力であるらしいが、真実は闇の彼方に存在している。
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