地球と金星は40億年も前の同じ頃出来たにもかかわらず、金星は超温暖化惑星らしい。地球でも話題になる二酸化炭素が厚く惑星を覆い太陽の光は地表には届かないらしい。表面温度は高い時は一千度近くにもなり、秒速100mを超える信じられないような風が吹きまくっているらしい。
それは遥か未来の地球の姿であろうか?不思議な事に金星の自転は、地球との接近周期とシンクロしており、最接近の際に地球からはいつも金星の同じ側しか見ることができないらしい。惑星と衛星の違いはあるにしても、これは月と同じである。
ヨーロッパでは輝きを美と愛の女神アプロディテにたとえ、そのローマ名ウェヌス(ヴィーナス)が明けの明星すなわち金星を指す名となったが、キリスト教においては明けの明星(金星)を意味する「ルシフェル」(Lucifer) は唯一神に仕える最も高位の天使で人類始祖アダムとエバを堕落させた堕天使の名であり、釈迦は明けの明星が輝くのを見て真理を見つけ、弘法大師空海も明けの明星が口中に飛び込み悟りを開いた。
その金星に日本の「あかつき」が接近中らしい。金星の大気を調べるために金星の周回軌道に乗るらしい。地球の温暖化について研究する為だそうだ。
何故にそんなニュースが心に留まるのであろうか?永遠の過去から続くDNAが何かを記憶しているのだろうか?或いは星の力だろうか?
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