気がついたら全てがクラウドになるのは時間の問題となっているのである。サーバ機能だけだと思っていたらクライアント機能もクラウドの中に見えなくなって行く。 この見えなくなって行くというのが重要なのだ。実際は何処かにクラウドサーバは存在しているのであるが、多くの場合に我々は場所を知る事さえ許されていない。
コンピュータはかつて巨大な姿を我々の前に現したが小型化が進みパソコンそしてスマホとなったが、通信インフラ技術やハードの進歩で次第にその姿をついに我々に見せない時代となって来たのである。そのうちにスマホも消えて無くなるのかもしれない。
仮想化されたシステムでは一つのコンピュータハードで複数のシステムを動作させるだけではなく、ハードウェアとソフトウェアの分離も進み故障の無い落ちないシステムが実現されるようになった。
個人のITライフも大きく変わったが、様々なところに点在するコンピュータシステムも今、クラウドの普及で大きく様相を変えようとしているという事なのだ。極端かもしれないが最終的にはコンピュータが世界に数台になるという予想もあるくらいである。
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