「三月のライオン」と中学生棋士 藤井聡太四段

「三月のライオン」だけじゃない。

29歳でこの世を去った夭折の天才棋士 村山 聖を描いた「聖の青春」。これらの映画は藤井聡太四段ご注目される以前に話題になっていたのである。そして、ドラマ以上の映画以上の実在のヒーローの出現である。

加藤一二三九段の引退そして芸能界デビューは藤井聡太四段に注目が集まる中で衆目を集めた事件であったが、それにしても誰かがプロデュースしたような事の展開に驚かされるのである。

プロデビュー戦の初戦が加藤一二三九段であった。これ自体がまさに「僥倖」と言える出来事と言えるのではないか?何より、それまでの最年少プロ棋士は加藤一二三九段だったが、それを塗り替えた張本人が本人とのプロデビュー戦である。

それだけじゃないところが凄いところである。その事を忘れさせてしまう程の大記録である破竹の29連勝記録である。新人の四段にも関わらず、同時進行していた名人戦を遥かに超える報道と注目である。うかうかしていると、どうしても中学生である事を忘れてしまうのが藤井聡太四段なのである。これで一気に日本の将棋ブームに火をつけてしまったのだ。

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それにしても「三月のライオン」の主人公は藤井聡太四段と被ってしまう。でもまだ、彼は中学生で物語はこれから始まったばかりなのでした。


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