便秘とグルテンフリーの関係

2018年9月3日

アトピー性皮膚炎で悩んでいるとしたら、便秘の改善は治癒への第一歩と考えられる。そして、アトピー性皮膚炎の治療よりは便秘の改善は遥かに容易と思われる。

ある方に便秘で結構悩んでいるという話をすると、ファスティングという事を提案された。要するに何で便秘するかというと胃腸が疲れているからだというのだ。その多くの原因は食べ過ぎにあるらしい。確かにこの話は実に分かり易い。簡単に言えば食べ過ぎが便秘の原因だというのだ。そして疲れた胃腸を修復するにはファスティングだというのだ。

考えてみれば便秘であるという事でもっと口から何かを食べないと便は出ないと無意識に考えていて、便秘で実は胃腸は疲れているにも関わらず、さらに悪循環となる行動つまりは食べ過ぎを繰り返している状況は便秘という病態の状況を良く説明している負の連鎖と言える。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

ノバク・ジョコビッチ

さらに質問が続く「朝は何を食べていますか？」「食パン」と答えると「それは最悪ですね」と言われたのだ。グルテンフリーという言葉を聞いた事はないだろうか？セレブの間で今人気の健康法らしいのだ。そして、グルテンフリーで最も効果が出るのが便秘なのだ。

グルテンフリーとは一体何か？結論から言うと本質はファスティングという事だと考える。まずグルテンは主食に含まれているものであるという事が重要である。強力粉に最も多く含まれて、そのイメージから、それを食べない事が便秘に良いという事らしいが実は科学的な根拠はないらしいのだ。米には含まれないので和食に戻せば良いとか言われるが、これも今一歩科学的な根拠が無いのだ。簡単に言えば主食ダイエットではないかと推察するのだ。